『プリンチトースト』の方が、プリン感が強くていいのではないか
グリコいわく、『プレンチトースト』なるものを作りました。
先日Twitterにて、プリンの上にグラニュー糖をまぶし、そこに熱したスプーンを当ててなんかいい感じにするというツイートを見かけた。
「あ~これいいな~」と思いつつリプライツリーを眺めていたところ、「プリンを使ってフレンチトーストを作ると、美味い!!」という話も出ていたので、「ははぁん、こいつぁさしずめプリンチトーストと言ったところか」とGoogle検索してみると、大正義グリコ様いわく、『プレンチトースト』が正しい(?)らしい。
……まあ、うん。確かにね、プリンチトーストってなんか、語感が気持ち悪いですよね。言われてみるとね。わかるよ。
聖典クックパッドにも一応プリンチトースト派のレシピはあったのだが、3品だった。悲しい。他方、大正義グリコ様提唱の正式名称であるプレンチトーストともなれば、もっと大量のレシピが存在するのだろう……と調べてみたら、3品だった。ダメじゃん。普及してねぇ。
まあ案の定、「プリン フレンチトースト」で調べると200品あったので、だよな!そんなもんだよな人生!な!って気持ち。
そんなプレンチトースト、雑だけど作ってみたので、写真とともにレシピをば。
◎材料(1枚分)
・食パン 1枚
・プリン 1個
(今回は前述のプッチンプリンを使用。別のプリンを使うとまた違った味になったりするのかもしれない。好きに試されたし)
◎作り方
- フライパンにプリンを半分入れて、溶けるまで加熱する。(弱~中火)
うん、まあ、こういうことなんですけど、シュールだなこの画。 - プリンが溶けたら、食パンを入れてプリン液(?)を染みこませる。十分染みこんだところで、もう半分のプリンをパンの横に入れて溶かし、反対の面にも染みこませていく。
上に貼ったグリコ推奨のレシピでは、あらかじめプリン液をパンに染みこませてから焼くパターンになっている(フレンチトーストに近いやり方だと思われる)。どちらでも良いと思うのだが、洗い物が少なくなるという点では、こちらの雑な作り方に利があると言っていいのかもしれない。味の染みこみ方では分が悪いと思う。わかりませんが。
ちなみにプリンを溶かすとき、めっちゃ甘い匂いが漂いまくるので、換気扇をつけておくことをおすすめします。 - すこし火を強めて、パンに焼き色をつけていく。焦げるのが心配な人は火力は弱めで安定させ、煙が出てきたら頻繁に裏面を確認すると良い。好みの焼き加減になったら火を止め、皿に盛り付けて完成です。
おお……見た目が完全にフレンチトーストのそれだ……。
味についてですが、思った以上に甘さ控えめで良い感じです。匂いが甘ったるいので味も甘ったるいのかと思っていたが、想像より優しめの甘さでなかなか美味しい。
この料理の良いところは、なんと言ってもお手軽さ。プリンをフレンチトーストの素として使うような料理なので、卵だの牛乳だのを混ぜる手間が一切必要ない。忙しい朝でも手軽に作れて、なおかつ美味い。誠にハイクオリティなレシピだと思います。
味は当然プリン味になるのだが、言うほど「プリン!!」という印象もないので、いろいろアレンジの余地もありそうな料理である。さすが大正義グリコ。やるね~。
以上です。
それはそれとして聞いてほしいんですが、『プリンチトースト』の方がプリン感が強くてよくないですか?